(1)細エレメント幅(X)
細太エレメント比(N)
最小細エレメント幅(X)は、AIMの規格では0.191mmである。
また細エレメント比(N)は、AIMの規格では次のように規程している。
X≦0.508mmのとき 1:2.2~3.0
X>0.508mmのとき 1:2.0~3.0
(2)クワイエットゾーン(Q)(レフトマージン、ライトマージン)
クワイエットゾーン(Q)の最小値は10Xまたは2.54mmのいずれか大きい値とし、スタートコードの前、及びストップコードの後にそれぞれ必要とする。手動操 作の場合は6.35mm以上が好ましい。
(3)シンボル長(L)
クワイエットゾーンを含むシンボル長(L)はXを細エレメント幅とすれば次の式で求められる。
L(mm)=((4N+6)(C/2)+6+N)X+2Q
N=細太エレメント比(例 1:2.5)
X=細エレメント幅(mm)
I=キャラクタ間ギャップ(mm)
Q=クワイエットゾーン幅
(4)キャラクタ密度
細エレメント幅X=0.191mm、細太エレメント比N=2.5、キャラクタ数C=10の時、キャラクタ密度は、15.1文字/インチである。
(5)シンボル高さ
最小シンボルの高さは、一般的に5mmまたはシンボル全長の15%のいずれか大きい値とする。
(6)許容誤差
細エレメントの許容誤差は、AIMでは細エレメント幅(X)と細太エレメント比(N)の関係から次のように規程している。
18N-21
t=±----------------X
80
これを示したのが、第5図及び第3表である。
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