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ITF規格 (インタリーブド2of5)

 
ITF規格
(インタリーブド2of5)
「概要」
  バーコード ITF(インタリーブド2of5)は、1987年に標準物流シンボルとしてJIS-X0502として規格化された。
IFTは5本のバーと5本のスペースで2つの数字を表す独特のキャラクタで構成され、少ないスペースで多くの情報を表現できるとうい特長を持っている。
第1図に「00553923」とうデータをIFTでコード化したシンボルを示す。
「特徴」
 

ITFシンボルの構成 1)キャラクタ
  数字(0~9)のみを表せる。


第2図 ITFシンボルの構成


2) シンボルの構成
 ITFは2つのエレメント(太、細)の連続コード(キャラクタ間ギャップの無い)で表され、一対のキャラクタは5本のバーで1キャラクタ、5本のスペースで1キャラクタを構成され、バーとスペースの交互組み合わせで成り立っている。
5本のバーまたはスペース内の2本が太バーまたは太スペースで構成されているので2OF5と呼ばれている。
ITFは左からクワイエットゾーン、スタートコード、データキャラクタ、ストップコード、クワイエットゾーンから構成されている。(第2図参照:データ0123)

3) データの偶数条件
ITFはバーとスペースが一対で構成されているので、コード化される数字は偶数個でなければならない。奇数桁を表す場合に先頭に「0」のキャラクタを付加してコード化しなければならない。例えば「367」という数字は「0367」としてコード化する。

4) データキャラクタのペア作成
コード化する数字を読まず、一番桁の大きいものから一番桁の小さいものに向かって、隣り合う2個の数字のペアに分ける。
例えば、
0367は03と67
1265は12と65 という具合である。

5)データキャラクタのコード化
 各シンボルは、一個以上のデータキャラクタのペアの連続として表される。各ペアは5本のバーと5本のスペースの連続としてコード化され、そのうちバーはペアの桁の大きい数字のコード化したもの表し、スペースは桁のより小さい数字をコード化したものを表す。各エレメント(バーまたはスペース)の幅は「太」及び「細」で表される2種類の幅のいずれかである。
 細エレメントはX寸法と呼ばれる。また細エレメントに対する太エレメントの比はNと呼ばれ、このXとNの値はシンボル全体に対して常に一定である。
 数字に対するエレメントパターンは、第一表にリストされる位置による重みづけコードから導入される。左から右に5個のエレメントの位置は1、2、4、7及びパリティビットに従って重み付けされる。各数字(0を除く)は、重みの合計がその数字の値に等しくなるように2つの位置に1を置いたものか、または、その数字の値に等しい重み位置に1を置いて残りの1をパリティビットに置くかによってコード化される。ただし0は7+4としてコード化される。対応するバーコードエレメントの幅は、第1表にあるように、0に対しては「細」であり、1に対しては「太」となる。
 第2表はITFのデータキャラクタのペアの割り当てをすべて定義したものであり、第3図は、“0367”のコード化した例である。

第1表 データキャラクタのコード化
  第2表 ITFのシンボルキャラクタセット 第3図 ITFでコード化した“0367”
 
第3図 ITFでコード化した“0367”
 
  6)スタート・ストップパターン
 バーコードシンボルの先頭及び末尾を識別するには特別なスタート/ストップパターンが必要である。スタートパターンはバーで始まる4個の細エレメントで構成され、ストップパターンは1本の太バーに2個の細エレメントが続くもので構成される。スタートパターンは、コード化されたデータキャラクタの先頭に置かれ、ストップパターンはコード化されたデータキャラクタの末端に置かれる。これを示したのが第4図である。

 

7)自己チェック機能
 有り。

8)チェックキャラクタ
 チェックキャラクタは特に必要としないが、使用する場合はモジュラス10/ウエイト3を使用する。

〈チェックキャラクタの計算方法〉

データキャラクタの中でもっとも右にあるキャラクタを奇数とし、すべてのキャラクタを奇数位置と偶数位置に分類する。

①奇数位置にあるキャラクタを合計し、その結果を3倍する。
② 偶数位置にあるキャラクタを合計する。
③奇数位置の結果②と偶数位置の結果③を合計する。
④10から④の1の位の数字を引いた数字がチェックキャラクタである。
⑤データとチェックキャラクタの合計が偶数でならなければならないので、もし、奇数であればデータの前に0を付ける。


 〔例〕データ“514362”のチェックキャラクタを求める。
① 2+3+1=6 6×3=18
② 6+4+5=15
③ 18+15=33
④ 10-3=7

 このときのチェックキャラクタは7である。しかし、データとチェックキャラクの和が7桁で奇数であるので、データの前に0を付ける。したがって、バーコードは“05143627”となる。

寸法

 

(1)細エレメント幅(X)
細太エレメント比(N)
最小細エレメント幅(X)は、AIMの規格では0.191mmである。
また細エレメント比(N)は、AIMの規格では次のように規程している。
X≦0.508mmのとき 1:2.2~3.0
X>0.508mmのとき 1:2.0~3.0

(2)クワイエットゾーン(Q)(レフトマージン、ライトマージン)
 クワイエットゾーン(Q)の最小値は10Xまたは2.54mmのいずれか大きい値とし、スタートコードの前、及びストップコードの後にそれぞれ必要とする。手動操 作の場合は6.35mm以上が好ましい。

(3)シンボル長(L)
  クワイエットゾーンを含むシンボル長(L)はXを細エレメント幅とすれば次の式で求められる。
  L(mm)=((4N+6)(C/2)+6+N)X+2Q
  N=細太エレメント比(例 1:2.5)
  X=細エレメント幅(mm)
  I=キャラクタ間ギャップ(mm)
  Q=クワイエットゾーン幅

(4)キャラクタ密度
  細エレメント幅X=0.191mm、細太エレメント比N=2.5、キャラクタ数C=10の時、キャラクタ密度は、15.1文字/インチである。

(5)シンボル高さ
  最小シンボルの高さは、一般的に5mmまたはシンボル全長の15%のいずれか大きい値とする。

(6)許容誤差
  細エレメントの許容誤差は、AIMでは細エレメント幅(X)と細太エレメント比(N)の関係から次のように規程している。

  18N-21
t=±----------------X
    80

これを示したのが、第5図及び第3表である。

 第3表 ITFの許容誤差  第5図 ITFの許容寸法誤差

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