バーコードシンボルの概要

バーコードシンボルには、一般的に使用されている物でJAN、EAN、UPC、CODE-39、NW-7(CODABAR)、ITF(インターリーブド 2 of 5)、スタンダード 2of5(インダストリアル 2 of5、ディスクリート 2of5)、CODE-128、CODE-93、CODE-11、MSIなどがある。この他郵便書き留めで使用されている特殊コードなどのように、一部で専門的に使われているバーコードシンボルも存在します。
バーコードシンボルにはそれぞれ特長があるので、利用方法、アプリケーションに合った物を選択する必要があります。
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■ITF(インターリーブド2of5) | ![]() |
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<概要> 太、細のバーとスペース(2値)で表現されるバーコードシンボルで、奇数桁をバー、偶数桁をスペースで表すバーコード。奇数桁をバー、偶数桁をスペースで表現するので基本的には偶数桁のバーコードしか存在しない。(但し、奇数桁の場合にはNULコードを付加して表現される場合も有る)。バーコードは5本(3本の細と2本の太)で構成される。段ボール印刷、図書館、ビデオ、カラオケ予約などで使用されている。1987年にJISに制定された。 <特長>
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■ITF(JIS-X-0502) | ![]() |
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■インターリーブド 2of5 (ITF) | ![]() |
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<概要> 太、細のバーとスペース(2値)で表現されるバーコードシンボルで、奇数桁バー、偶数桁をスペースで表すバーコード。奇数桁をバー、偶数桁をスペースで表現するので基本的には偶数桁のバーコードしか存在しない。(但し、奇数桁の場合にはNULコードを付加して表現される場合も有る)。バーコードは5本(3本の細と2本の太)で構成される。段ボール印刷、図書館、ビデオ、カラオケ予約などで使用されている。1987年にJISに制定された。 <特長>
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■EAN(Europian Article Number) | ||
<概要> 1977年にUPCコードに準拠して制定された共通商品コードでヨーロッパで使用されている。店頭小売り商品(食品、たばこなど)に印刷されているので見かける機会が非常に多い。 <特長>
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■EAN-128(1) | ![]() |
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■EAN-128(2)1999年3月31日掲載 | ![]() |
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■NW-7(CODABAR) | ![]() |
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<概要> NW-7は1994年に日本でJIS―X-0503として規格化された。NW-7は4本のバーと3本のスペースの合計7本で1キャラクタを構成している。NW-7は太と細の7本のエレメントで構成されているのでNW-7と呼ばれている。 NW-7は比較的単純な構成と高い印刷精度が要求されないところから、非常に古くから使用されてる。 <特長>
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か
さ
や
■UPCコード(Universal Product Code) | ||
<概要> 1973年にアメリカで制定された商品流通コードでアメリカ、カナダで使用されている。JANコード、EANコードのもととなったコードである。UPCコードには3種類ある。
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<資料>世界各国の国コード表
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