使用用途に合わせた最適なRFタグをご提案します

RFID／RFタグ

UHF帯(RFタグ)UHF帯

カテゴリー

業種工場・倉庫・流通・卸・医療・OA
業務資産管理・入出庫管理・棚卸・在庫管理

RFIDの特徴
UHF帯とは？
タグタイプ
関連製品

RFIDの特徴~バーコードとの違い~

複数のタグを一括で読み取れるバーコードは、商品のタグを一つ一つ手に取って読み取る必要があるが、RFIDは、スキャナをかざすだけで一括で読み取ることが可能です。棚卸し等に要する時間を大幅に短縮することができます。
長距離で読み取れるバーコードは、一つ一つ読み取る必要があるため手の届く範囲の読み取りに制限されるが、RFIDは、電波で通信することにより、数メートル離れた距離でも読み取ることが可能です。遠くにあるタグや高くて届きにくいタグでも容易に読み取ることができます。
箱の外からでも読み取れる電波で通信するため、製品にタグを付けていても、梱包箱を開けず箱の外から読み取る事が出来ます。またバーコードは汚れると読み取ることができなくなりますが、RFIDは汚れに強く、タグの表面が汚れていても読み取りに問題が生じません。
長寿命パッシブ型のRFIDタグは電池不要で長期間ご使用いただけます。またメモリを内蔵している事で、データの書き換えにも対応しています。バーコードと比較すると、多くのデータ量のやり取りを可能にします。

UHF帯とは？

電磁波のうち周波数が3T(テラ)Hz以下のものを「電波」といい、日本の電波法で規定されています。電波の性質も周波数によって異なり、地球の上層にある電離層で反射しやすいものや、雨や水蒸気に吸収されやすいものなどがあります。
その性質の違いや特徴を生かし「HF帯」と「UHF帯」の二つの周波数に対応したRFタグが開発され、現在多くの場所で活用されています。

周波数帯による分類

「HF帯」の主な特徴: ・伝送できる情報量が(UHF帯に比べ)小さい
・雨や水に(UHF帯に比べ)吸収されにくい
・電波が障害物の後ろに回り込む
・短距離(数cm～数十cm)通信
・1対1で確実に読み取る(通信する)
・セキュリティがしっかりしているので交通系カードやFeliCaなどに活用されている(NFC)
「UHF帯」の主な特徴: ・伝送できる情報量が(HF帯に比べ)大きい
・雨や水に(HF帯に比べ)吸収されやすい
・電波が障害物に直進する
・長距離(数cm～数十m)通信
・複数のモノを一括で読み取る(通信する)

出典：総務省「電波と安心な暮らし」より

タグタイプ

機器からRFタグへの電力供給方式による分類

項目	パッシブタイプ（Passive Type)	セミパッシブタイプ（Semi-Passive Type)	アクティブタイプ（Active Type)
タイプ名	パッシブタイプ（Passive Type)	セミパッシブタイプ（Semi-Passive Type)	アクティブタイプ（Active Type)
基本原理	受動形リーダ／ライタからの供給電力でのみ動作	受動形リーダ／ライタからの供給電力でのみ動作	能動形内蔵電池からの供給電力で全て動作
搭載電池	無	有(センサ専用)	有(交信・センサ用)
交信距離	数mm~数m	数mm~数m	数mm~数10m
RFタグの価格	低価格	高価格	高価格
付帯機能	ー	センサ付き等	センサ付き等
備考	・メンテナンスフリー・電波法上、無線設備外の取り扱い	・電池寿命管理が必要・電池交換 or 使い捨て・電波法上、無線設備外の取り扱い	・電池寿命管理が必要・電池交換 or 使い捨て・電波法上、無線設備の取り扱い